・コンバースのキッズスニーカーってどんな靴があるの?
・コンバースの靴って足に良いの?悪いの?

元靴のプロだったクツプロが、人気のコンバースのキッズスニーカーをプロ視点でレビューします!
元靴メーカーでオリンピックモデルのデザイン開発をしていた筆者が”コンバースのキッズスニーカー”をプロの視点でしっかり紹介します。実は、コンバースのオールスターよりも良い靴があるんですよ!
・コンバースの中で、子供の足に良いキッズスニーカー(キッズシューズ)が欲しい方は「17cm以上は、KID’S RS」「17cm以下は、BABY RS」がレトロデザインでおすすめ!
という内容がわかる記事になっていますよ!
*この記事ではキッズスニーカーを3歳前後以上から履く靴として書いていますので、コンバースでそれよりも小さいお子さん用の靴は、こちらの記事を参考にしてください。
コンバースってどんなメーカー?足に良い!?足に悪い!?
コンバース(Converse)は、オールスターや、ジャックパーセルなどで知られている、アメリカのシューズ会社ですが、日本では伊藤忠商事の所有するブランドの一つです。ですので、日本で売られているコンバースメーカーの靴はアメリカとは違う日本独自の靴が多いです。
日本企画とアメリカ企画があるようで、おそらく子供用は日本企画だと思われます。
コンバースは足に良い靴をつくっている?日本人の足にあう?
日本におけるコンバースオーツスターの靴は、靴の作りがとてもクラシックなので、そこまで足に良い機能を詰め込んでいるメーカーではありません。
ただ、日本企画の子供用のシューズは最近手の込んだ靴が多くなってきており、日本人を意識した作りになっているようです。
プロが解説:キッズスニーカーのおすすめの選び方
3歳前後から6歳前後のキッズスニーカーの選び方のポイントは
・正しいサイズを履かせること
・足に良い靴を選ぶこと
の2つです。特に、「足に良い靴」を選ばないと成長に影響もあるという話もあります。
キッズスニーカーの正しいサイズの確認の方法
「子供の靴の正しいサイズの測り方」は、難しそうに思えますが、実は簡単な方法があります。それは、インソールで計測することです。

かかとを合わせた状態で、写真の右側(左足)写真の様に、つま先部分にだいたい5mm~1cmくらい余裕があると良いですね。大人の人差し指の横幅の半分が5mm~1cmの目安です。注意点は、ポイントは「靴下」を履かせて「立って」測ることです。詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
買い替えは半年に1度!保育園・幼稚園の子供の足の平均サイズと成長目安はこちら
3歳以上から中学生くらいまでの子供の足の成長目安は、6ヶ月程度で0.5cm(1サイズ)が常識です。ですので、半年に1回のサイクルで靴を買い替えるのがおすすめです。3歳以降だと13cmから18cmくらいの足の大きさが平均です。なお、靴は実際の足のサイズよりも少し大きめのサイズを履くのが良いでしょう。

ただ、この時期は男女差や個人差が大きい時です。先ほど紹介した「正しい靴のサイズの確認の方法」を参考にしてください。
プロおすすめの足に良いコンバースの保育園・幼稚園用キッズスニーカーおすすめ人気3選!足に悪いキッズシューズも!?
プロが本音で選ぶ3歳以上のコンバースの保育園、幼稚園児用キッズスニーカー人気おすすめランキングを紹介します。
おそらく、他の記事や雑誌の人気ランキングとは違った内容でびっくりする方も多いと思いますが、靴メーカーを辞めたからこそ話せる本音の内容になっています。
1位:コンバースのおすすめキッズスニーカー(キッズシューズ)ならこれ!「BABY RS」

コンバース「BABY RS」は、
・13cm~17cm(0.5cmサイズあり)
・3色展開(店によって他の限定カラーあり)
のキッズシューズです。3~5歳を想定したシューズです。

基本に忠実な設計をしており、メッシュベースで通気性を確保しながらも、つま先とかかとに人工皮革パーツ使い、必要な耐久性やフィット感を感じさせる設計になっています。

大きな1本ベルトで、脱ぎ履きしやすい設計です。

かかとのテープが長めに作られているのも良いポイントです。テープが長いので子供が自分で履きやすいですね。

アウトソールのラバー(ゴム)部分は、踵がブロック形状で、他が波型で屈曲を意識している設計のようです。また、ミッドソールはインジェクションEVAで軽量です。
素材感からか、カラーもレトロな色使いですし、コンバースのキッズシューズとしては、一番足に良い靴の1つだと思いますよ。
2位:17cm以上のコンバースのキッズシューズ(キッズシューズ)が欲しいならコレ!「KID’S RS」

コンバース「KID’S RS」は、
・17cm~21cm(0.5cmサイズあり)
・3色展開(店によって他の限定カラーあり)
のキッズシューズです。
BABY RSが1本ベルトに対し、KID’S RSは、ひもとベルトのコンビのパターンです。

昔のレトロランニングシューズのようなデザインですね。
メッシュベースで通気性を確保。つま先とかかとに人工皮革パーツ使い、必要な耐久性やフィット感を感じさせる設計です。

紐に見える部分は、実はゴムなので、お子さんがわざわざ紐を縛る必要はありません。上のベルトでフィットさせる構造です。

ヒールのテープが長く、子供が履くときに補助してくれる設計です。
アウトソールのラバー(ゴム)部分も、BABY RSと同様に踵がブロック形状。他は波型の形状で、屈曲を意識している設計。また、ミッドソールはインジェクションEVAで軽量になっています。
こちらは、17cm以上からのサイズ展開のため、
・17cm以上は、KID’S RS
・17cm以下は、BABY RS
KID’S RSも、コンバースの中では子供の足に良いことを考えて作っているキッズシューズですね。
3位:足に悪い!?あまりおすすめできないキッズスニーカー(キッズシューズ)コンバース「CHILD ALL STAR」

コンバース「CHILD ALL STAR」は、
・15cm~22cm(0.5cmサイズなし)
・4色展開
のキッズシューズです。
デザインは、コンバースオールスターをイメージしながら、キッズ用にアレンジされて可愛いですね。

カップインソールを使い、大人よりもクッション製を意識した設計です。また、履きやすさを考えてファスナーがついています。

ソールは大人のオールスターをイメージしたようなソールです。
コンバース「CHILD ALL STAR」は、見た目を重視したデザインですね。今回の記事の中では足に悪いシューズと言えます。あまり子供の足に良い設計というわけではありません。短時間履くらいなら問題ないとは思います。
まとめ:プロおすすめの足に良い!?足に悪い!?コンバースの保育園・幼稚園用キッズスニーカーおすすめ人気3選
・コンバースの中で、子供の足に良いキッズスニーカー(キッズシューズ)が欲しい方は「17cm以上は、KID'S RS」「17cm以下は、BABY RS」がレトロデザインでおすすめ!
ということでした。実は、Kids’ RSやBABY RSのようにコンバースの中でも、足に良さそうな設計の靴が作られ始めています。今後の展開にも期待ですね!ぜひ参考にしてみてくださいね!
*この記事で使用した画像は、筆者オリジナル画像と「楽天アフィリエイトのリンク作成ページ内での使用可能な画像」を利用しています。
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