この記事では ・元靴のプロがおすすめする3歳児用の子供靴(男の子/女の子両方)がわかります。 ・なぜ、おすすめの靴が良いのかがわかります。
この記事を書いた筆者は、元オリンピックシューズをデザインしていました。靴業界を離れたからこそやっと話せる
・3歳児が本当に履くべきおすすめ子供靴の”外履き”と”上履き”
・逆に3歳児が履いてはいけない、おすすめしない靴
を紹介します。ぜひ参考にしてください。
- 3歳児は裸足から靴を履く移行時期。保育園、幼稚園の準備用に、足に良い子供靴が必要
- 【プロが3歳児におすすめする子供靴】幼稚園、保育園に通い始めの3歳児におすすめの上履きの条件!実は世の中のほとんどの上履きはおすすめしない靴!
- 【プロの本音】幼稚園、保育園に通い始めの3歳児におすすめの外履きにおすすめの靴、おすすめしない靴の条件
- 3歳におすすめの上履きを選ぶならIFME(イフミー)のバレエシューズタイプ!
- 3歳におすすめの外履きを選ぶならASICS(アシックス)のアイダホMINIか、GD RUNNER MINI シリーズしかない。
- 実際の子供の足サイズと履いた方が良い靴のサイズの違い
- まとめ:3歳児の足に良いおすすめの子供靴の答えはコレ!
3歳児は裸足から靴を履く移行時期。保育園、幼稚園の準備用に、足に良い子供靴が必要
実は、子供の足は1歳程度と4歳を比べると全然形が違います。小さい時は、扇型のようにつま先へ広がっている形。それが4歳以降になってくると大人の足に近くなっていきます。
また、2歳くらいまでは裸足が多かった子供も、3歳頃から靴を履く時間が増えて、足の成長にとってとても大事な時期です。合わない靴を履くと足の成長に影響がでたり、運動能力に影響もあります。足や身体の成長は脳への成長にも関係しているので気をつけましょうね。
3歳児以降は平均で半年に一度0.5cm(1サイズ)ほど足長が伸びる時期。購入頻度も同様に半年に1回がおすすめ
平均的な足の成長の目安は、3歳頃だと6ヶ月程度で0.5cm(1サイズ)が常識です。ですので、半年に1回のサイクルで靴を買い替えるのがおすすめです。
ただし、子供それぞれで成長は全然違います。同じ歳の子供でも、成長が早い子もいれば遅い子もいますので適切なサイズを選びましょう。
現在の靴のサイズが合ってるか心配な方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
【プロが3歳児におすすめする子供靴】幼稚園、保育園に通い始めの3歳児におすすめの上履きの条件!実は世の中のほとんどの上履きはおすすめしない靴!
3歳くらいになると、幼稚園、保育園に上履きを持っていく必要がありますが、上履きは「足に悪い設計の靴」が多いので注意しましょう!
残念ながら、世の中の上履きのほとんどは子供の足に悪い!
一般的に1,500円前後で買えるような上履きは、以下のようなものですね。そこまで足に良いものではありませんので、足に良い上履きを考えている方は、この後紹介する靴を購入した方が良いですが、言わゆる普通のバレエシューズ的な、上履きを買わなければならない場合は、以下のムーンスターのような老舗靴ブランドの上履きにしましょう。
上記のような一般的な上履きがどこが足に悪いかというと、例えばアッパー部分は、女性のパンプスのように足の甲の部分が広く開いている形状にもかかわらず、ベルトが付いているだけなので、自分でフィット感を調整できないため、大体の子供がゆるゆるで履いています。
また、つま先はラバーになっているので、つま先が硬いです。そのため、靴指の形が合わない子供は指が圧迫されていることもあります。
園で指定されている場合は、選べないのでしょうがないですが、そうでない場合は、少し高くても足に良い上履きを選びましょう。
3歳の上履きにおすすめ子供靴の条件はこれ!
上履きにおすすめの子供靴の条件は
・フィット感を調整できるアッパーの構造だけど、子供が自分で調整しやすい。
・つま先、かかと部分は適度なホールド感で足が動かない
・曲がるべきところで曲がり、曲がってはいけないところは曲がらない構造
・ずっと室内で履くので通気性
・できれば、洗うときにすぐ乾くこと
という内容です。
特に、調整できるアッパー構造で、子供が自分で調整しやすい(ベルトとか)機能があるだけで、さまざまな足の形にも対応できるので、足が大きく成長する3歳の時期に重要な内容です。
【プロの本音】幼稚園、保育園に通い始めの3歳児におすすめの外履きにおすすめの靴、おすすめしない靴の条件
3歳くらいになると、外でよく遊ぶ時期です。そのため外履きは、ある程度必要な部分が摩耗や子供の動きに耐えられる設計の靴がおすすめです。
【プロの本音】メッシュばかりの靴やフィット感が調整できない靴は3歳児にはおすすめしない子供靴
3歳児くらいの子供が自分で靴を履くと、ちゃんと履いていないことが多いです。そのため、きちんと履かなくても、靴として最低限、足を守ったりしっかりと歩く、走るなどの運動を補助してくれることが大事です。
そのため、すべてメッシュ素材で出来ていると、必要な動きの際に、足が靴の中で動いてしまうようなことが起こります。そのため、ベルトなどでフィット感を変えても結局靴自体が柔らかすぎて補助してくれないことが多々あります。気をつけましょう!
3歳の外履きにおすすめ子供靴の条件はこれ!
3歳の外履きにおすすめの子供靴の条件は
・子供が履きやすいベルト構造
・つま先部分に人工皮革のパーツがあり、耐久性があり怪我防止にもなる設計
・ソール(靴底)が上がっていて、転びづらくなっているもの
・子供の足にあう靴形状
という内容です。
特に、つま先部分に人工皮革のパーツがあり、耐久性があり怪我防止にもなる設計は、壊れやすい靴を見極めるポイントにもなります。実は壊れやすい靴を買ったせいで、何度も買い直して結局トータルだと高かったということにもなりがちなので注意しましょう。
3歳におすすめの上履きを選ぶならIFME(イフミー)のバレエシューズタイプ!
子供靴で定番なのは「アシックスのスクスクシリーズ」ですので、本当は上履きも
・アシックスの上履き CP MINI
シリーズをお勧めしたいところです。このシューズは、上履きに必要な条件や工夫が存分に詰め込まれたキッズシューズなので、足にはとても良い作りをしています。
しかし、1つだけ問題があります。それは、
・値段が 3,960円 (税込)で安い店でも3,300円前後する
という事。
いくら足に良いとはいえ、普通の上履きの約2倍の値段はなかなか手が出しづらい。そこで、おすすめするのが、IFME(イフミー)の上履きです。
安い一般的な上履き(1,700円程度)に500円足せば手に入るくらいの価格帯(2,300円前後)で足に良い機能が詰め込まれています。
IFME(イフミー)の「上履き」は足に優しい機能が満載
3歳児の足に良いおすすめの上履きは
・IFME(イフミー)の「息するソール 上履き バレエシューズタイプ」
です。まず定価が3,190円程度ですが、ネットだと2,600円くらいで購入可能と手頃な値段ながら、足に優しい機能が満載です。
上履きに重要な
・フィット感を調整できるアッパーの構造だけど、子供が自分で調整しやすい。
・つま先、かかと部分は適度なホールド感で足が動かない
・曲がるべきところで曲がり、曲がってはいけないところは曲がらない構造
・ずっと室内で履くので通気性
・できれば、洗うときにすぐ乾くこと
という条件を全て満たしており、それに加えて、週末に家に持って帰って洗う際などに、すぐ乾くようにソールに穴が空いています。
「上履きを洗ってすぐ乾く!」という点も上履きには地味に嬉しいポイントです!
しかも、替えのインソールまで付いてくるので、よごれてもインソール交換だけでなんとかなります。15.0cm~24.0cmn5色展開で、男の子にも女の子にも嬉しい商品です。
3歳におすすめの外履きを選ぶならASICS(アシックス)のアイダホMINIか、GD RUNNER MINI シリーズしかない。
3歳におすすめの足に良い外履きはやはりアシックスのスクスクシリーズです。ASICSの特にキッズシューズは、日本人の子供ことを本当に考えた靴作りをしています。あのNIKEもASICS(アシックス)の靴(当時はオニツカタイガー)をアメリカで売っていたくらい、靴業界の人にとってASICS(アシックス)の靴技術は昔から素晴らしいものがあります。
上履きでは、値段の高さが気になりますが、外履きは全体的に他のメーカーも値段が高いので、そこまで気になりません。もちろん、少し高い値段であることも事実ですが、足や体の成長のことを考えると最もおすすめです。
その中でも、おすすめのキッズシューズモデルを紹介していきますね。
3歳児におすすめの外履き:アシックスのアイダホ BABYは大正義!
まずは
・アシックス アイダホ BABY
です。こちらは、もう子供靴の大定番モデルと言っても過言じゃないでしょう。迷ったらこれを選んどけば間違いありません。
・子供が履きやすいベルト構造
・つま先部分に人工皮革のパーツがあり、耐久性があり怪我防止にもなる設計
・ソール(靴底)が上がっていて、転びづらくなっているもの
・子供の足にあう靴形状
という外履きの条件を全て満たしていますし、細かいですがベルトがキチンと折り返しになっているのでしっかりしたフィット感にも対応しています。
毎年新しいカラーを生み出しており、男の子でも女の子でも必ず欲しいデザインが見つかります。
何より、アシックスのキッズシューズの唯一のネックである価格面においても一番安いシリーズなので(ネットだと探せば4,000円程度)迷ったらコレを選べば間違いないでしょう。
3歳児におすすめの外履き:GD.RUNNERシリーズ
続いて紹介したいのは、
・アシックス GD. RUNNER BABY LO シリーズ(ローカット)
・アシックス GD. RUNNER BABY MS シリーズ(ミッドカット)
です。これらの違いは、ローカットとミッドカットなので、用途に応じて選んでください。
もちろん、外履きに求められる機能を全て満たしていますし、それに加えて、ソール(靴底)は、アイダホ MINIよりも高機能なソールを使っているので、アイダホの上位互換モデルと言っても良いかと思います。
ソールだけでなくアッパー部分も、子供靴に考えられる機能は全て入っている商品です。
このモデルも、ネットの安いお店だと定価5,500円ですが4,500円程度で購入できます。(記事内に貼ってあるリンクは、安いお店のリンクを貼ってますので、サイズ切れの可能性がある点ご了承ください)
13cm~16cmのサイズ揃えです。
GD. RUNNER BABY MSの詳細を知りたい方はこちらも参考にしてください
実際の子供の足サイズと履いた方が良い靴のサイズの違い
購入の際には、靴のサイズは、実際の子供の足の長さよりも0.5cmから1cmほど大きいサイズを選びましょう。足の長さはカカトから一番長い指の先までの長さになります。なお、3歳児だと14~16cmの足サイズなので、14cmの足長の場合は、14.5cmより大きい靴サイズを選ぶことが一般的です。
まとめ:3歳児の足に良いおすすめの子供靴の答えはコレ!
まとめです。プロがおすすめする3歳児の足に良い上履きは
・IFME(イフミー)の「息するソール 上履き バレエシューズタイプ」
外履き靴は
・お手頃価格で子供靴の定番の「アシックスのアイダホ BABY」
・高機能なアシックス GD. RUNNER BABY LO シリーズ(ローカット)
・高機能なアシックス GD. RUNNER BABY MS シリーズ(ミッドカット)
となります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に1つ購入のポイント
アシックスのスクスクシリーズは、人気のシリーズで毎年新しいカラーが出ます。おすすめなのは、前のシーズンカラーのモデルを購入する事です。前のシーズンカラーでも靴の形に違いはありませんが、最新カラーよりも10%程度は安く購入できます。これにネット購入のポイントを組み合わせて15%程度割引で購入できます。
この記事内で紹介した商品リンクには、基本的に前モデルのカラーなど、定価よりも安いリンクを貼っておきました。安く購入できると思うので参考にしてみてくださいね。
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