スポンサーリンク

【プロの子ども靴比較】ニューバランスとアシックスのスクスクとイフミーどれが良い?【足に悪いメーカーも】

【プロの子ども靴比較】どれが良い?ブログアイキャッチ用
・子供靴ってニューバランス、アシックスのスクスク、イフミーのどれが良いのかな?
・ブランドやメーカーごとの違いってなに?
クツプロ
クツプロ

元靴のプロだったクツプロが、子ども靴の選び方をプロ視点で解説しちゃいます!

元靴メーカーでオリンピックモデルのデザイン開発をしていた筆者が”子ども靴の各メーカーごとの違いと選び方”をプロの視点でしっかり比較し紹介します

この記事では

日本人の足に最も合うのは、アシックスのスクスク!
・親子コーデを意識したいならニューバランス!
・コスパで選ぶならイフミー!結構幅広な作り!

という内容がわかりますよ。

なお、この記事での子ども靴は「3歳〜6歳くらいの子供」を想定しています。ただ、この年齢の上でも下でも、基本的な考えは同じなので記事の内容は参考になると思いますよ。

プロが解説:子ども靴のおすすめの選び方

子ども靴の選び方のポイントは

・正しいサイズを履かせること
・足に良い靴を選ぶこと

の2つです。特に、「足に良い靴」を選ばないと成長に影響がある場合もあります。

子ども靴の正しいサイズの確認の方法

「子供の靴の正しいサイズの測り方」は、難しそうに思えますが、実は簡単な方法があります。それは、インソールで計測することです。

サイズ確認方法_インソール2
サイズ確認方法_インソール3

・「靴下」を履かせてインソールに立つ
・かかとを合わせる

その状態で、つま先部分にだいたい5mm~1cmくらい余裕があると良いです。なお、大人の人差し指の横幅の半分が5mm~1cmの目安です。

注意点は、ポイントは「靴下」を履かせて「立って」測ることです。詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね。

子ども靴の買い替え頻度は半年に1度!子供の足の平均サイズの目安はこちら

平均的な足の成長の目安は、生まれてから2歳までが3ヶ月で0.5cm、3歳以上から中学生くらいまでの子供の足の成長目安は、6ヶ月程度で0.5cm(1サイズ)が常識です。ですので、半年に1回のサイクルで靴を買い替えるのがおすすめです。

年齢ごとの足のサイズ表(転載禁止)
年齢ごとの足のサイズ表(転載禁止)

ただし、この時期は男女差や個人差が大きい時です。先ほど紹介した「正しい靴のサイズの選び方」を参考にしてくださいね。

靴がすぐ壊れるのは「足に良い、正しいサイズの靴を選んでいないからかも!?」

たまに親御さんから「子供の足が合わなくなる前に靴が壊れる」という話を聞きます。ですが、実は「足に良い、正しいサイズの靴を選んでないから」すぐ壊れるケースが多々あります。大体が

・すぐ壊れるというイメージから安い靴を買う。
・足に良いきちんとした靴じゃないから、すぐ壊れる。
・変なすり減り方をして、歩き方がおかしい

と言う悪循環に陥っています。子供の足を考えた靴は少し値段が高いです。しかし、結局足が合わなくなるまで壊れることは滅多にないので、トータルでは割安です。子供の成長も考えると正しい靴を選んだ方が、身体にもお財布にも良い影響がありますよ。

最近の子供の足形状は薄い足が多い!足に良くないメーカーの靴は注意!

一昔前は、日本人の足は「幅広、甲高」と言われていました。今だに、古い知識の店員さんが言っているのを聞くこともあります。しかし、最近の子供の足は「甲が低く、薄い足」が多いのが特徴です。特に、今の10代は顕著です。そして、きちんとしたメーカーはその変化に合わせて靴の形状を変えています。しっかりしたメーカーの靴を選びましょう!

プロが子ども靴を比較!ニューバランスとアシックスのスクスクとイフミーどれが良い?

それぞれのブランドを比較してみましょう。まず、各社の定番の子ども靴を比較します。

アシックス
スクスク
ニューバランスイフミー
メーカー特徴日本人の
子供の足に合う!
デザインと
靴のバランスが良い!
コスパ&幅広!
サイズ感が1つ大きい
定番モデルGD.RUNNER MINI

YV996
YV996
IFME joob 太ベルト
IFME joob 太ベルト
定番モデルの
靴のサイズ
16.0cm~22cm17cm~24cm15cm~21cm
STANDARDMとWあり3E相当
おすすめ一言迷ったらスクスク!
高い完成度
間違いない!
親子コーデが魅了!
 外資系では1番
足に良い
コスパならこれ!
幅広系

アシックスのスクスクの特徴、メーカーの違いとおすすめの子ども靴

アシックスは日本人用の子ども靴においては世界で最も良い靴を作っています。その1番の理由は靴の元の型になるLASTが良いからです。

日本ブランドのため、日本人の足を熟知しており、そのノウハウを盛り込んでいるのがアシックスのスクスクシリーズです。ですので、アシックスのスクスクシリーズを履いておけば、間違いはありません。

アシックス大定番の子ども靴「GD.RUNNER MINI」

つーパパ
つーパパ

子ども靴は、アシックスのスクスクシリーズ迷ったらこれ買っておけば間違いない大本命!子供の足の成長に敏感な親の中では大人気!

アシックス「GD.RUNNER MINI」は、

・16.0cm~22cm(0.5cmサイズあり)

の足に良い子ども靴です。これは靴のプロの中では常識中の常識です。子供の足のことを考えたLAST(靴の原型)と靴自体の設計が間違いありません。日本ブランドなので、日本人の足も知り尽くしています。

ソール(靴底)は、高機能なソールを使っていて、ミッドソールが厚めでクッション性が高いですし、高機能なソールを使っているので、運動会でかけっこが速くなりたい子供にもピッタリです!もちろん、ソールだけでなくアッパー部分も、子供靴に考えられる機能は全て入っている商品です。
ベルトタイプなので、靴を履くのがまだまだ苦手な子でも安心です。

もう少し安い子ども靴が欲しい方には「アイダホMINI」がおすすめ

アシックスの「足に良い子ども靴」は欲しいけど「もう少しだけ安い靴が欲しい」という方には、

・アイダホミニ

がおすすめです。

GD.RUNNER MINIよりも500円程度安いため、ソールの機能性などは少し劣りますが、他社の靴と同等レベル以上の機能性を持っていて、足に良いLASTを使っているので、こちらも絶対におすすすめですよ!

ニューバランスの特徴、メーカーの違いとおすすめの子ども靴

ニューバランスは、元々アメリカで「矯正靴の製造」をしていたメーカーです。そのため、足にフィットすることをしっかりと考えているメーカーです。ですので、外資系スポーツメーカーの中では最も足に良い靴をつくっていると言えます。

ニューバランスのおすすめの子ども靴「YV996」

YV996
YV996

ニューバランスのおすすめの子ども靴「YV996」は

展開サイズ:17cm~24cm

で大人の定番996シリーズの子ども靴です。

キッズ版ソール(足底)の基本設計は大人の定番スニーカーを小さくした構造で、子供に特化した設計ではないですが、ランニングシューズを元にした設計で、つま先が巻き上がっているので、子どもがつまづきづらい仕様になっています

何よりも、996シリーズは大人に根強いファンがいる大人気シリーズですので、キッズ版のYV996はママ、パパとお揃いの靴コーデを楽しめるのが魅了です。

16.5cm以下のサイズならニューバランスの子ども靴「IZ996」がおすすめ

YV996はサイズ展開が17.0cm以上のため4歳くらいまでは、サイズ的には

IZ996(12cm~16.5cm)

がおすすめです。違いは、アッパー(靴の上の部分)の構造がベルトになることです。

ベルトタイプの方が、靴を履かせるのも、子供が自分で履く時にも安心なので、サイズが小さい子は迷わずこっちにしましょう。YV996より安いです。

イフミーの特徴、メーカーの違いとおすすめの子ども靴

イフミーは子供たちの足の発育に力を注いでいるブランドです。ナイキ、アディダスなどの海外スポーツメーカーは子ども靴にはあまり力を入れてないので、外資系スポーツメーカーよりイフミーは良いという印象です。(ニューバランス以外)

一方、コスト面で見ると「丸紅」系というのもあり、値段は一般的なスポーツメーカーよりも確実に安く良心的な価格です。その点で考えると、イフミーは「機能と価格のバランスが優れているコスパの良いシューズ」を作っているメーカーですね。

5位:イフミーのキッズスニーカー「IFME joob 太ベルト

IFME joob 太ベルト

イフミーのおすすめの子ども靴「IFME joob 太ベルト」は

展開サイズ:15cm~21cm

の子ども靴です。イフミーはスポーツブランドではないので、子ども靴としては、必要十分な作りになっています。「幅広」に作られた靴の形と大きなベルトとカカトのテープで履きやすい工夫など、他ブランドにはない作りが魅力です。

イフミーの1番の魅力は、価格と機能のバランスです。スポーツブランドは、価格が高め。でもファッションブランドだと、足に悪い作り。イフミーはその間の立ち位置になります。

ゴム紐タイプはこちら

プロの子ども靴比較!ニューバランスとアシックスのスクスクとイフミーのサイズ感

各メーカーの靴は少しずつサイズ感が異なります。選ぶ靴毎にも変わりますが

・「アシックスのスクスク」と「ニューバランス」はサイズ感が同じ
・「イフミー」は、「アシックスのスクスク」「ニューバランス」より0.5cm大きい

というサイズ感覚になります。イフミーは幅広に作られているので、少しサイズ感が大きいんですね。

これは、上履きなども同じサイズ感ですね。

瞬足は足に悪いメーカー!?

瞬足は「運動会で早く走れるソール」を生み出したことでも有名ですが、やはり左右非対称のソール(靴底)が気になります。おそらく、開発している人は「左右非対称の悪影響がなるべく出ないように、でも、コンセプトを壊さないように」苦心して、作っているのが透けて見えます。

また、瞬足は他のブランドよりも一段低い値段帯を狙っているようなので、資源高騰の現状だと相当苦労している設計のようですので、耐久性面でも少し厳しそうです。

とはいえ、履き古さなければ、大きな問題がないので、早めに買い替えするつもりなら問題ないでしょう。「耐久性はいらない!数回しか使えないくてよい!」という方にはおすすめです。

まとめ:プロの子ども靴比較!ニューバランスとアシックスのスクスクとイフミーどれが良い?足に良いブランドは?

この記事では、元靴メーカーでオリンピックモデルのデザイン開発をしていた筆者が子ども靴の各メーカーごとの違いと選び方をプロの視点で紹介しました。

日本人の足に最も合うのは、アシックスのスクスク!
・親子コーデを意識したいならニューバランス!
・コスパで選ぶならイフミー!結構幅広な作り!

という結果になりましたので、参考にしてくださいね!

*この記事で使用した画像は、筆者オリジナル画像と「楽天アフィリエイトのリンク作成ページ内での使用可能な画像」を利用しています。

コメント

Secured By miniOrange
タイトルとURLをコピーしました